沖縄そばの店 しむじょう

沖縄に行きました。まず、那覇空港からレンタカーで向かったのが沖縄そばの店しむじょう。建物は沖縄の民家の特徴でもある石の塀と、琉球瓦の屋根を持つ木造建築で、国の有形文化財に指定されています。まずは、石垣で囲まれた入口を入ると、正面に石垣の壁がどーんと向かえてくれます。これは、悪い霊から家を守る働きがあると共に、防風壁としての役割やそよ風を家の中に引き込む役割もあります。 石垣の石は、琉球石灰岩でして、以前も述べましたが珊瑚が何万年の間に固まった石であります。その塀を廻りこむようにして玄関から中に入ります。 屋根の上にはシーサーが鎮座しております。 内部は、全ての開口が開け放たれ、お昼でも風が流れて涼しかったです。庭には池があり、小さな段差を利用した滝があり、水の音が聞こえてなかなか風流でした。体感温度が2,3度違うように感じました。昔の人の智恵です。 で、これが沖縄ソーキそば。ソーキとは、豚をじっくり煮込んだもので、見た目と違って口にいれると、解けるように柔らかいお肉なのです。しょうがともずくとご飯がついてきて、大満足のお昼でした。