フランク・ゲーリー ジョイ・プリンツカー・パビリオン

ミレニアム・パークにある屋外劇場。設計はフランク・ゲーリー。ゲーリーの建築は、神戸のポートアイランドでフィッシュダンスという飲食店ではじめて見ましたが、その時から既に彫刻的、有機的な建築を沢山手掛けていました。コンピューターのお陰で、複雑な有機的形態の構造解析が可能になり、今では世界中に有機的建築が現れていますがゲーリーは、その元祖みたいな人です。 ガンダムの口がコンサートの舞台 ここの素晴らしさは、椅子席の後ろの芝生席においても、空中に張り巡らせたサラウンドスピーカーによってかなり質の高い音響でコンサートを聴けるところです。柱を建てずにワイヤーを格子に張り巡らせて大空間をカバーしています。ここの構造は新しい発見でした。 ステージ廻りの形は確かに独創的で、お祭り的。 でも、感動しないんですなー。 何かコンセプト的にシカゴの歴史か何かのオマージュなのでしょうか。 美しいとは思いませんでした。