平戸オランダ商館 樹齢700年の柱・梁

内部は、大きな木の柱と梁が建物の真ん中に並び、まずそのボリュームに驚かされます。 この柱は、約50cm角で梁も同じ寸法。カナダ杉の700年ものを用いたそうです。圧倒的な力強さ。しかも床も幅60cmはある1枚板を使ってい […]

平戸オランダ商館 1639年築造倉庫の再建

平戸のこの商館の建つあたりは、1609年にオランダ人が訪れ、それから長崎出島に移るまでの33年間はオランダ貿易港としては日本で唯一の場所であり賑わったそうです。長崎出島ではオランダ人はそこから出ることは許されませんでした […]

平戸ザビエル記念教会 静かな祈りの空間

内部の祈りの空間です。 敷地は海と山が見え、市街地全体を見下ろせる高台にあり、聞こえるのは鳥のさえずりぐらい。 非常に静寂な中で、神様と向かい合える場所です。 教徒の人数で建物の規模は決まりますが、丁度ヒューマンスケール […]

平戸ザビエル記念教会 山の中腹に建つ平戸を代表する教会

平戸ザビエル記念教会まで辿り着きました。 昭和6年建造。平戸を訪れた宣教師フランシスコザビエルを記念して建造された教会で、いまでも平戸の中心的な教会となっています。平戸にはキリスト経が伝えられ、その後秀吉の宣教に対する制 […]

平戸 寺院と教会が見える風景

寺院と教会が見える階段を登ると、その寺院の階段が見えてきます。 石の重厚さが嬉しい。 境内から平戸ザビエル記念教会が見えます。 違和感の無い風景。びっしり建つ建築ではなく、緑の緩衝帯があるからでしょうか。それとも混沌とし […]

日本と西洋の交差する街 平戸の風景

平戸は、海と山が迫る街ですが、西洋と東洋の交わる街でもありました。 この坂は、丁度寺院と教会が重なり合う風景で有名ですが、確かに面白い取り合わせです。でも何となくお互いが主張しながら溶け込んで見えるのは何故でしょう。 寺 […]

美しい海と山に囲まれた長崎県平戸市への美しいアプローチ 

出張で長崎県平戸市に行ってきました。羽田から飛行機で福岡まで行き、そこからバスで2時間半で着きますが、家を出たのが朝の5時で平戸の現地に着いたのが13時でした。直通バスで随分便利になったと言う事ですが、まだまだ遠いと […]

富岡製糸工場ー窓のコンポジション

診療所の窓のコンポジション 整然とした配置。 これは、繭倉庫の窓の室内側 入口のドーム窓を内から見たところです。 なんてことないのですが、そこがシンプルで印象的 要は、無駄なデザインをせずに、最小限のパーツで、シンプルに […]

富岡製糸場歴史的建造物

広い敷地に建つ建築郡は、それぞれ面白い形態を持ち、刺激を受けます。 ただ、外部も一部しか歩き回ることができず、内部見学も繰糸場とマユ倉庫の一部だけなので、全く物足りません。 フランスショーの製塩工場のように自由に歩き回れ […]

富岡製糸工場ー美しいトラス屋根

工女が働いた繰糸場は、140mの長さがあり、幅は12mありますが、柱を無くした空間にするためトラス構造となっています。 また、お湯を大量に使い多くの人が働くため、換気は欠かせず窓は最大限設けて開口できるようにし、また天井 […]

富岡製糸場 鉄骨レンガ積構造

世界遺産申請中の富岡製糸場に行ってきました。 明治5年に完成したこの工場は、日本における生糸生産の最初の工場で、設計はフランス人ポール・ブリュ竏茶i。木造の構造で外部にはレンガを積んだ木骨レンガ造建築。そもそも富岡にこの […]