本格和室の照明 和田卯の照明器具

和室の照明はいつも悩みます。 最近の手掛けた住宅は、クライアントが若い夫婦が多く、子供も小さいので和室をリビングと一つになった空間として扱い、照明も目立たないようにダウンライトにしているのがほとんどです。伝統的な和室となると、やはり照明は悩みます。安っぽい照明器具や、和室をイメージするモダンな照明器具はいくらでもあるのですが、存在感がありながら、和室に溶け込む照明となるとなかなかありません。その中で、京都の和田卯の照明器具や、同じく京都の三浦照明は、さすがにピントが合う器具を作っています。 今回の和室には、和田卯のペンダントを用いました。 襖は、京都唐長の襖紙を用いたもので、柔らかい光でその文様が浮かび上がります。昼間も夜もとても落着いた和室に仕上がりました。