蔵で使っていた歴史ある扉を使う

ギャラリーからリビングに入る扉は、山形県の蔵で使っていた70kgの重厚な扉を用いました。ここも一つの結界の意味を込めて。 蔵戸は、その持ち主の権威や歴史に刻まれた想いがこもったものであり、これを現代の新しい建築に入れることで、また息を吹き返すと言いますか、存在感がグーンと出てまいります。 今回はスチールのレールに釣り戸の形で取り込みました。 細工も美しく、この家をこれからも守ってくれる存在になりそうです。