京都 川崎家住宅(京のじゅばん&町屋の美術館)畳と板の渡り廊下

大きな部屋と部屋を分ける中廊下。ここは、家人も通るので床は畳なんですが、途中板の部分があり、T字に廊下が走ります。 突き当りは中庭になっていて、採光、景色、風を取り込む工夫がなされています。 照明も良い感じ 中庭は、2つあり、表の中庭、奥の中庭となります。建物は塀で囲まれ外からは全く見えません。2つの中庭があることで、気流が生じ、風が抜けます。 欄間は桐の一枚板。かわいらしい細工がしてあり、ちょっと緊張感がほぐれます。この部屋は客間で15畳と12.5畳の和室。格式が一番高い部屋。照明器具も当時のままで、有機的なデザインが和室にも合っています。 欄間の細工