十和田市市民交流プラザ 建築頑張ってます 

十和田市に新たにできた建築2つを見に行きました。一つは隈研吾氏設計の市民交流プラザ。もう一つは安藤忠雄氏設計の市立図書館。 まずは、市民交流プラザから。市の中心部の商店街近くに建設されました。 研修室、子供が遊べるプレイルーム、作品展示スペース、福祉関係の事務所からなる建物で、子供から老人まで集まれる市民交流の拠点とさせる建物です。 商店街の通りに面し、屋根がいくつかつながったデザインで、外壁には木が縦に貼られ、大きなガラスは街に開かれ隈さんデザインとわかります。 何と言ってもこの建物は屋根でしょう。大小の屋根が連なり、ガラスと木ルーバーが屋根毎に文節して設けられることで、いくつかの建物の連合体のように見え、大きな建物のボリューム感が無くなり、威圧感が薄れることで、ヒューマンスケールを感じることができます。 大きなガラスを介して中の展示等が道路から見えるようになっています。 建物の廻りにいくつか出入り口があり、どこからでも気軽にアプローチできるようになっています。 十和田市には大成功した現代美術館があり、これら新しい建築ができることで、街がより活性化していければ良いなと思いました。 建築は力なり。