岩手県住田町役場庁舎 木の中で仕事

木造建築でありながらも耐火性能の関係から木をそのまま内装に表すことはなかなかできなかったのですが、規模、用途によってはかなりそのあたりも緩和されてきましたし、いろいろな耐火性能のある木材料も出てきました。やはり木造で作る限りは、内装にもその木が現れ、木の持つ暖かさや優しさを感じながら生活・仕事がしたいじゃないですか。 この住田町役場庁舎は、内部にも木構造が現れていて、構造体がそのまま仕上げになるなど、空間的にも解りやすいし、使い勝手もよさそうです。 屋根のトラス構造がそのまま天井の表現となっている2階執務室 学校では木構造が大分増えてきました。 気持ち良さは子供も大人も同じ。 もっと木造大規模建築がこれからも増えていきそうです。