ゼロエネルギーを目指すエネマネハウス 芝浦工大の継ぎの住処が良かった

横浜MM21で行われていました大学研究室によるゼロエネルギーを目指すエコハウスの実物大提案エネマネハウスは、若い人達のこれからの住まいに対する想いが伝わる楽しい催しでした。その中でも芝浦工大の提案はひとつ頭を抜けていたかな。 杉パネルによる資源の有効利用、省エネルギー、自然換気を活用した換気システム、あくまでも集合住宅を頭においた一つのパーツ住宅の提案。スケールが大きく、実現可能な案でした。 集合住宅の中の一つのパーツですが、ピロティー状になっていて空気が抜けるデザイン。 いろいろな組み合わせができるのも楽しい。勿論一つでも戸建てとして使えます。 鉄骨を構造体として外壁を杉の挽き板積層パネル(ここではウッドALCと呼んでいました)とし、簡単な取り付けで、将来の移転にも対応できるようです。 バルコニーと居室の間の空間はダブルスキンの空気層的役割があり、熱をうまく取り入れたり逃がしたりして室内環境を過ごしやすいものにしています。 なかなか素晴らしい提案でした。