階段の吹抜けに面した明るく静かな書斎 造り付け本棚のあるライブラリー

3階は、子供部屋2つと書斎、ライブラリーとなります。 2階から3階への階段はダイニングの脇を廻りながら昇っていきます。 階段を上がるとそこには造り付け本棚が廊下にそって配置されたライブラリー 1階から2階に上がる階段の上部吹抜け空間に面していますが、ここは吹抜けをのぞき込めるような配置にはしないで屋根のトップライトからの光が間接的に入るように家具を吹抜け側に配置しました。階段から昇って曲面の家具にすることで、視線が自ずと右側にながれるよう考えました。廊下の先はバルコニー。 この家具にそって行き、バルコニーに出る手前に書斎を設置 書斎は、目の高さまでの引き戸で廊下を区切られるようにし、中にはいりますと吹抜けの光を感じながら1人こもって読書や仕事に専念できるように配慮しています。 書斎の椅子に座り、吹抜け方向を見たショット 天井まで家具がいっていないので、上部が空いていて、狭さを感じません。 また白い珪藻土の壁で囲まれた空間は、どこか洞窟の中にいるような安心感があります。 トップライトにはロールスクリーンがはめ込まれ開閉でき、勿論窓自体も開くため、地下からの空気がこの天窓を通り、外へと抜けていきます。 書斎から吹抜けしたの階段を見下ろしたところ。 建物の中に光を取り込む装置です。