アルヴァ・アアルト パイオミのサナトリウム 明るい吹抜けの食堂

食事は、診療所の患者にとって最も楽しみにしている一つ。 この建物の一番容積として沢山とられた場所がこの吹抜けの食堂です。 大きな2層分のガラス窓からは朝の光がふんだんに採りこまれ、いつも明るい場所となっています。 外か […]

アルヴァ・アアルト パイオミのサナトリウム 優しい曲面の黄色い廊下

玄関に向かいます。 訪問客を迎えてくれるのは、ムーミンのような柔らかい有機的な形をした大庇です。マイレア邸にも同じような形の庇がありましたが、これは、アルヴァ・アアルトの好きな造形。優しく人を迎えます。また療養生活とい […]

アルヴァ・アアルト パイオミのサナトリウム 管理部門の面白い造形

アルヴァ・アアルトのパイオミのサナトリウムとして紹介される外観は、玄関部分の扇形平面と、高層棟の患者診療室のところが多いのですが、管理部門の外観もアルヴァ・アアルトらしい手のひらを伸ばしたような平面計画が垣間見られ楽 […]

アルヴァ・アアルト パイオミのサナトリウム 松林に囲まれた患者重視の診療施設

フィンランドパイオミにあるサナトリウムは、アルヴァ・アアルトの設計による結核患者の為の療養施設として設計されました。1933年完成時には結核という病は恐ろしく、世界に蔓延していました。その患者を迎え入れ治療するのがこ […]

フィンランド ヘンリ-・エキュメニカル礼拝堂 三角の光が心をいやす 

ヘンリ―エキュメニカル礼拝堂の中へと進んでいきます。 木造のアーチが続いていく、内部 サイドからの光が正面の祭壇を柔らかく照らし出します。 トゥルクの復活礼拝堂でみた、横からの光の現代版。ただ復活礼拝堂は片側からの光で […]

トゥルク 聖ヘンリ・エキュメニカル礼拝堂 三角屋根の無駄をそぎ落としたシンプルな礼拝堂

トゥルク近郊にあるがん患者療養施設の敷地にコンペにより建設されたアート教会。設計者は、フィンランドの建築家マッティ・サナクセンアホ。 少し廻りの敷地よりも高くなったところに、舟底のような形の建物が現れます。 左のスロー […]

トゥルク市立図書館 美術館のような旧館エントランス

トウルクの図書館は旧館と新館がうまくつながって一つになっています。その旧館は、ルネサンス様式。まずは、いったん外に出て、正面から中に入ってみます。 新館とのつながり。外観 玄関を入って迎えるのは、アーチの開口部と円を描く […]

トゥルク市立図書館 充実した勉強スペースと市民がくつろげるスペース

トゥルク市立図書館の2階から3階に上がる階段は、中が真っ赤。刺激的な色がついているのは、この階段だけです。やわらかい雰囲気の空間をつなぐ、目がさめるようなひとときを味わえます。 3階に上がると、そとの景色が迎えてくれます […]

JKMMアーキテクト トゥルク市立図書館 明るく、開放的な図書館

JKMMアーキテクトが設計したこのトゥルク市立図書館は、とにかく空間が大きく、ゆとりが感じられて気持ちの良い図書館です。木が多用された内装に、綺麗な色の家具や照明が配置され 大きなガラス開口部からは、トゥルクの歴史ある […]

フィンランド トゥルク市立図書館 街と川に融合するガラスと石の外観

フィンランドの人達は、読書好きで、図書館の充実度や利用率では世界のトップレベルです。フィンランドの第4の都市であるトゥルクにも1903年に完成した図書館がありますが、更に1997年のコンペにより、新しい図書館が旧図書 […]

エリック・ブリュッグマン トゥルクの街に残るブリュッグマンの建築

トゥルクの街にはエリック・ブリュッグマンの設計した建物がいくつか残ります。しかも現役で大切に使われていました。 1階のお店の名前がブリュッグマン 奥にある時計塔も同じブリュッグマンの設計 どこか復活礼拝堂に似てますよね。 […]

トゥルク 聖十字架礼拝堂 棺を照らす天井の2つのトップライト

大きなフラットな天井の中に開けられた2つの四角い開口部。 一つのトップライトからの光は棺に当たる光が、もう一つのトップライトからは時間によって祭壇を照らす光が、採り込まれます。 祭壇はシンプルな四角い箱 そして床に開けら […]