建物を貫く光の廊下とスロープ 宮代町進修館

さて、内部へと足を進めます。 カーブを描く大きな塊を貫通する2つの三角のボリューム。これが外観のアクセントになっていますが、内部でもこの三角屋根は重要な部位でした。 2層吹抜けの更に高くそびえる空間には、ハイサイドから光が存分に内部に注がれます。廊下は、暗いのですが、この吹抜け空間にくると、たちまち場が変化します。 2つの三角屋根の一つは、大ホールと食堂をまたぐ通路兼、ホワイエ 梁、柱の構造体をそのまま表現した力強いフレームに光が注ぎ込みます。 このホワイエの照明も面白い そしてもう一つがこのスロープ 光はスロープだけを照らすのではなく、その脇の廊下まで入っていきます。 この健康的な明るさは、気持ち良い。