ベトナムの建築を訪ねる フラミンゴ・ダイライ・リゾート

経済的な発展を続けるベトナムに建築を見に行きました。 しばらくは、その探訪レポートをまとめていきたいと思います。 まず、訪問したのは首都ハノイからバスで1時間ほどにある北西部のリゾート、フラミンゴ・ダイライ・リゾートです。ここには、ベトナムで活躍中の建築家ヴォ・チョン・ギア氏の手掛けた竹の建築があります。 まずは、2012年の完成で、リゾート内の会議や結婚式を行うカンファレンスホールです。 曲面の石の壁を持つホールで、エントランスは、盛られた丘に開けられた開口部から入って行きます。 中に入りますとまずは、エントランスホール(ホワイエ) 大きなカウンターが迎えます。 入った時に、前方への解放された緑を連想したのですが、比較的閉じられた空間でした。天井の竹の梁に初めてご対面。 そしてカンファレンスホールへ。 最大スパン15mを竹の梁で飛ばした大空間 壁は、地元で採れる石を用い、音響を考慮して穴を開けながら積んでいます。