大阪藤田美術館 シャープな屋根が風景を切り取る
大阪城北詰駅からすぐのところにある藤田美術館に猛暑の中行ってきました。
駅の改札を上がり、外に出たらすぐに白い屋根とガラスの建物が現れます。
水平方向が強調された白いエッジの効いた屋根とその奥に白いキューブ。
その下のガラスのファサード。透明なガラスの中に、入場者や、何かカフェのようなしつらえが見えます。
どこにでもあるような市街地にちょっとしたオープンな外部スペースがあるのは嬉しい
建物が少しでも奥にあることによって、市街地でも心のゆとりが感じられます。
シャープな庇屋根。この部分は鉄骨造で、奥の展示室のキューブの部分はRC造
大きなエントランスホール
藤田美術館に入らなくてもここはオープンなスペースになっていて、誰でも中に入ってお茶を楽しめます。
床下がりにある喫茶スペース
喫茶スペースから反対側を見る。
奥には和室スペース。こちらでも畳に上がって休むことができます。
藤田美術館の入口
前にあった蔵を用いた美術館の蔵の入口を再利用
中に入ると、暗い前室。さらに扉があります。
芸術品を眺め、親しむというコンセプト
中の展示を見終わると明るいホールに出ます。
ここから蔵の戸を介して見る庭園は美しい
ここからは、多宝塔も見えます。
この多宝塔の由来
この多宝塔は、以前あった場所から曳家によって今の場所に移動
ここから外部廊下を通り、最初のホールへと戻る配置計画になっています。
シャープな庇と手入れされた庭。
その奥の多宝塔が見事
ホール方向を見る