庭とつながるオープンキッチンを中心にした鎌倉の家

設計監理:株式会社キリガヤ

POINT
木(レッドシダー)とガルバリウム鋼板の落着きのあるファサード
モダン空間の中に、古い建具や家具を組込んだ家
吹抜けのリビングと、庭へと視界が抜けていく拡がりを感じるダイニング・キッチン

街にインパクトを与える木の外壁

道路からセットバックすることで、街にゆとりを与える配置計画

視線が庭へと抜ける広いエントランスホール

広いエントランスホールですが、右側は、自転車スペースになります。
海に近いので、そとに自転車を置いておくとすぐに傷んでしまいます。
そこで、自転車を並べても余裕があるホールにしました

古い家具を利用した下足入れ

歴史を感じる家具や建具を新しい家に入れると、それだけでちょっと、空間が締まります。
モダンな空間に味わいが加わり、落ち着きがでてきます。

古い建具で囲まれた趣がある玄関

色ガラスの入った建具を正面に配置
骨董店からオーナーが自分の好きなものを購入。

蔵戸のあるリビング

玄関からリビングに入るドアは、蔵戸を使用。
重くて迫力ある蔵戸を引きますと、天井が高いリビングが迎えます。

大きな吹抜けのリビング

吹抜けは2層分。

ハイサイドライトからの光を受ける吹抜リビング

吹抜けの上部には、ポツ窓を設けました。
窓は、開閉でき、夏場は風の通り道になります。

2階から見下ろした吹抜けのあるリビング

視線が庭へと抜けていく、窓の配置

蔵戸からリビングに入ると、部屋の一番奥が大きな木製サッシの窓になっており、その先の庭へと視線が抜けていきます。

窓側に設けた明るいキッチン

キッチンは家の一番明るいところに設置。
キッチンの床を下げることで、カウンター越しの庭の景色がどこからでも見えるように配慮しました。
キッチンへ下りる階段は、キッチンカウンターの両サイドに設けてあるので、どちらからでも廻り込めます。

キッチンの床を下げた見通しの良いダイニング

キッチンの床を下げることで、料理をする人と、ダイニングテーブルに掛けた人の目線がそろい、会話がはずみます。
キッチンのダイニング側は、引出収納。カウンターは簡単な朝食時のテーブルにもなります。
木製サッシの両側は、デッキテラスに出られる扉になっています。

キッチンから見たダイニングとリビング

2階のプライベートゾーンに行く階段は、リビングの脇に設置。
子供達もいつもリビングから2階の部屋に行くので、会話が生まれます。

バーベキューができるデッキのある庭

キッチンからはそのまま外部デッキテラスに出ることができます。
バーベキューをする時には、食材の準備や後片付けに非常に便利な配置。

十和田石とヒバのビューバス

1階に設けた庭が見える浴室。
床と腰壁を十和田石で包み、壁と天井は、ヒバ材を貼りました。
とにかくヒバの香りが良く、リラックスできるお風呂です。

ベッドルームの脇にしつらえた書斎のある畳スペース

2階のマスターベッドルームには一段床を上げて畳のスペースを設けました。
窓際には掘りこたつ式のカウンター。

プライバシーが保てる明るい書斎

窓の外に見えるルーバーは、道路正面2階に見えたルーバー。