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社会や暮らしの変化に柔軟に対応できる住まいを
~家族それぞれが長時間ストレスなく、快適に過ごせる場として~
住まいは、太古の昔から時代や環境と共に変化を続けながら、住まい手を守ってきました。住まいには、普遍的な面と、変化に対応していく面があります。
例えば、今回の新型コロナウイルス感染によって、突然外出自粛という想定外の事態になり、テレワークも一気に進み、多くの人が長い時間を家で過ごすことになりました。
でも、これまでの住まいは家族全員が長い時間を家で過ごすような仕様になっていません。
テレワークと言ってもリビングの机にパソコンを開いてやらざるをえない、一人でほっと一息つけるのはトイレの中だけ、という場合も少なくないと思います。
今回の事態は、家族それぞれが長時間ストレスなく、快適に過ごせる場としての住まいの大切さを教えてくれました。
と、同時にウイルス感染はいずれは終息するでしょうから、今の自粛生活がずっと続くわけではなく、でもテレワークは確実に進みますし、新型コロナ前と全く同じ生活でもなくなるだろう、という何とも先の読めない変化の大きい状況です。よって、住まいが社会や暮らしの変化に柔軟に対応できることも重要です。
家族それぞれが1日家にいてもストレスなく快適に過ごせ、かつ変化に柔軟に対応できる家づくりをこれからも提案します。
2020年4月28日 冨田秀雄