水上レジデンス2
水上高原に計画された高級レジデンス
急な斜面に建ちます。
敷地正面には美しいゴルフコースの向こうに谷川連峰の勇姿が眺められ、その景色を建物内部に存分に取り込むよう配置計画を行いました。
斜面に沿っていくつかの建物が重なりあうようなデザイン
![](https://ht-atelier.com/wp-content/themes/ht-atelier/portfolio/images/img_portfolio04_013.jpg)
一つの大きなボリュームを見せる事無く、いくつかに分節することで、ボリュームによる圧迫感を抑えました。
石の基壇の上に木造大屋根が載るデザイン。
屋根の重なる外観のスケッチ
![](https://ht-atelier.com/wp-content/themes/ht-atelier/portfolio/images/img_portfolio04_014.jpg)
豪雪地帯の為、雪は谷へと落とすように屋根を架ける向きを考慮します。
大きな屋根の部分はリビング・デッキ。下の小さな屋根は浴室の屋根。
全体アクソメ模型1-変化に富む空間構成
床と柱で建物全体の構成を表した模型です。
左奥がエントランスで、スロープや階段を下りながら、どんどん空間が変化していきます。
手前の一番下の部分が浴室
全体アクソメ模型2-動きながら空間を楽しむ建物
急な斜面を利用した沢山のレベル差があります
それぞれのレベルで違った風景を切り取り、目を楽しませてくれます。
エントランス外観スケッチ
![](https://ht-atelier.com/wp-content/themes/ht-atelier/portfolio/images/img_portfolio04_015.jpg)
敷地の一番たかいところがエントランスです。
左の回廊を通りながら内部へと導かれます。
エントランスアプローチ
エントランスへのアプローチは樹林を眺めながらの通路空間
螺旋階段とスロープで構成された階段室
エントランスを入ると向きを変え、スロープ空間になります。
螺旋階段は、上部の和室へと上がるもの。
和を感じる階段室
![](https://ht-atelier.com/wp-content/themes/ht-atelier/portfolio/images/img_portfolio04_002.jpg)
スロープの壁は竹
光が注ぎこみ、竹の壁に陰影を付けます。
スロープは、ゆっくりと視線が移り、時間が少しゆっくりとなる装置です。
アプローチとは180度違う方向の景色を楽しみます。
教会のようなリビング
スロープを下りて、目の前に拡がる大空間のダイニング・リビング
手前がダイニングで、階段を数段下りてリビング。そして外部のデッキ空間へと繋がります。
谷川連峰を望むリビング・デッキ空間
![](https://ht-atelier.com/wp-content/themes/ht-atelier/portfolio/images/img_portfolio04_016.jpg)
妻側の大きな開口からは、遠く谷川連峰を見ることができます。
非常に開放的な空間
暖炉はリビング側と屋外デッキ側と両方使えるもの。
段差を利用した視界の拡がる大空間
ダイニングからも谷川連峰を目の前に眺めることができます。
ダイニング脇の畳スペース
掘り炬燵のある畳スペース
畳のあるこのスペースでは、カウンター越しに食事ができます。
![](https://ht-atelier.com/wp-content/themes/ht-atelier/portfolio/images/img_portfolio04_017.jpg)
開放的な浴室
![](https://ht-atelier.com/wp-content/themes/ht-atelier/portfolio/images/img_portfolio04_003.jpg)
最後のレベルにあるのがこの大浴室
ゴルフ場の緑を眺めながらゆったりとした時間が流れます。