ル・コルビジェ ロンシャン教会(1)

引き続きコルビジェの代表作ロンシャン教会です。 あまりにも有名なこの教会ですが、やはり壁の厚みが光の全てを支配していると思います。 大地からのっそり現れた外観は、ギリシャの島々にある白いバナキュラーな住宅群を彷彿させます。 丘の上にある為、そのスケール感はいま一つ解らなかったのですが、想像していたよりも大きく見えます。他の建築郡、歴史的景観からは何の影響も受けない、まったく街並とは関係の無い場所にぽつんと彫刻のように置かれています。だからこそできた建物であると思います。 ぐるりと廻るとこんな感じです。 いろいろな光を追求した末にできた建物です。