松濤美術館

白井晟一入門(7) 松濤美術館 有機的な螺旋階段

松濤美術館には、2つのらせん階段があります。 一つは、通常の開館時にゲストが使うもの。これは、美術館にいけば、いつでも利用できます。 もう一つは、内部の関係者が使う事務用の階段。 この2つのらせん階段は、共に有機的な形 […]
松濤美術館

白井晟一入門 松濤美術館(6)40年ぶりに開放された和室

松濤美術館には、茶室がありました。 今まで使われたいなかった茶室。 事務所の控室として利用されていました。 今回の白井晟一入門という展示会で、40年ぶりに見せてくれました。 入口は一か所 上りがあり、茶道具が並ぶ水屋が正 […]
松濤美術館

渋谷松濤美術館 白井晟一入門(5) サロンミューゼ・特別陳列室のある2階展示室

さて、地下の吹き抜けの第一展示室と同じ床面積の2階の展示室です。 展示室というには、地下のものとは全く異なる趣。 ここは、黒い皮のソファーや、白井晟一デザインの椅子、スタンドが置かれたサロンというにふさわしい空間になって […]
松濤美術館

白井晟一 松濤美術館(4)2層吹抜けの地下1階展示室

今の松濤美術館のビジターの動線は、エントランスから入り、まず左側のロビーに出ます。 ここで、クロークに荷物を入れて、地下の展示室へとらせん階段を下りていきます。 1階のロビーは比較的ゆとりのあるホールになっていて、ここ […]
松濤美術館

白井晟一 松濤美術館(3) 狭い敷地に建つ建物の真ん中をくりぬく。

松濤美術館は、狭い敷地の上、建築条件が厳しく、高さも抑えないといけなかったので、 面積を取るために地下2階、地上2階の構成になっています。 その中で、この建物の肝と言って良いのが、地下2階まで掘られた楕円形の中庭空間。 […]
白井晟一入門

白井晟一松濤美術館(2) 玄関からブリッジを渡り、吹抜けの展示室へ至る動線

白井晟一設計の松濤美術館が、建築そのものを美術品として開放する「白井晟一入門」 当初から考えられていた、玄関から展示ホールへと向かう一直線の動線が面白いです。 正面エントランス 玄関 玄関の天井は、光を通す石オニキスをカ […]
松濤美術館

白井晟一入門 渋谷区松濤美術館で開催中の、建物そのものを感じる展示会

明けましておめでとうございます。今年も自分の設計過程や、建築探訪で感じたことなどを書きとどめていきたいと思います。 こうして記録に日記のごとく書いておきますと、後々振り返ることもできるしとても役に立つのです。 さて、この […]
五島

和菓子屋さん「五島」(2) 側面も凝ったディテール

ファサードが見事な五島ですが、側面もまた見事。 こちらは、住宅のファサードです。 2階は、中庭になっています。おそらくリビングから見える中庭。 中庭は、三角形のようです。 狭い間口に三角の庭。中から見てみたい。 店の […]
五島

福岡市中央区にある和菓子屋さん「五島」(1) 小さいながら存在感抜群の建築

福岡市中央区にある和菓子のお店「五島」 この小さな建築には、練りこまれた建築家のディテールがあちらこちらに散りばめられています。 設計したのは、柿沼守利氏。 ファサードです。 黒いコンクリートの建物ですが、1階店舗廻りは […]
洋々閣

唐津 洋々閣(10) 本館の改修

10日間にわたって投稿してきました唐津の老舗旅館洋々閣も今日で最後です。 なかなか一つの建物にこれだけの投稿はしませんが、それだけ魅力的な建築であったということです。 100年を超える老舗旅館を建てた大工さんも素晴らしい […]
洋々閣

唐津 洋々閣 水盤に浮くような「佐用姫の間」

廊下を歩いていますと、床の板が、一部斜めに貼り方を変えて施工されている場所があります。 この不思議な床の貼り方。 人を導くようなその床ラインの先には、小さな土間の入口があります。 廊下からその小さな入口越しには格子扉を挟 […]
洋々閣

唐津 洋々閣(8) 気持ち良い浴室と唐津焼の器が整然と並ぶギャラリー

洋々閣には2つのギャラリーがあり、それぞれ唐津焼の陶器が展示、販売されています。 こちらは、2つ目の大きなギャラリー 入口からギャラリーを見る。 部屋は四角いのですが、家具が斜めの天板のものが、入口すぐのところに置かれて […]