ルドゥーの製塩工場(2)

正門から側面へと拡がるエントランスヤード 正門の彫刻的な洞窟部分 荒々しい壁の前に建つ4本の柱。有機的なものと機能的・人工的なものとの対比 正門を入りその中心軸にある、工場長館 圧倒的存在感。全てをしきる威厳が満ち溢れて […]

ルドゥーの製塩工場

1773年から24年にわたり建築家ルドゥーが手掛けた製塩工場です。 当時フランスにおける塩は、税金のかかる高価なもので、その使途は、冬の間家畜に餌を与える困難があったため、肉を塩漬けにする目的であったそうです。従って塩を […]

ル・コルビジェ カップマルタンの別荘(2)

扉を開けて中に入ると通路があり、その先の壁を右に曲がると8畳ほどの部屋になっています。そこにベッド2つ、机、洗面スペース、トイレが組み込まれているのですが、狭さをあまり感じないのが不思議。 左がクローゼット。1700ぐら […]

ル・コルビジェ カップマルタンの別荘

コルビジェが、南フランスのカップマルタンに設けた小屋。地中海が全面に開ける絶景に建ち、ここから海岸まで降りてよく水泳を楽しみ、そして、この海で亡くなるのです。 小屋には、ベッド2つと洗面器、便器そして机とクローゼット。大 […]

ル・コルビジェ ブラジル学生会館(2)

ピロティーから上は住戸で、その柱の中を貫通している部分がホールですが、この部分は水平方向にずっと伸びていてなかなか気持ちがよいのであります。 低い天井スラブが伸び、その向こうのガラスウォールから外部の光が注がれます。 均 […]

ル・コルビジェ ブラジル学生会館

パリ大学都市のブラジル学生会館 1953年建設 スイス学生会館のすぐ近くにできた建物ですが20年の開きがあります。 住む住戸の塊とピロティーの下に地面にへばりつくように流れるホール棟、そして管理棟という構成。 このピロテ […]

ル・コルビジェ スイス学生会館(2)

学生室の内観 引き戸の上はFIXのタペストリーガラスで光を存分に採り入れます。 窓際にデスクが配置。こじんまりとした落着く部屋です。 サッシのスリット部分。この左が開きます。 入口方向を振り返ったところ。手前がベッドで壁 […]

ル・コルビジェ スイス学生会館(1)

パリの大学都市に1930年に建てられたスイス学生の為の学生住宅 ピロティーにより持ち上げられた建物ですが、そのファサードには、外付けブラインドがあり(省エネルギー)、しかもサッシが引き戸なのですが、わざわざ引き違いにしな […]

ル・コルビジェ サヴォア邸(5)

スロープは、内部から外部に移り更に屋上へと上っていきます。 敷地に入ったところから始まる「建築散策」は、このスロープによって最終章の屋上テラスに導かれています。 切り取られた風景 上へと上り詰めた空気が外へとふくらむよう […]

ル・コルビジェ サヴォア邸(4)

スロープを2階まで上がると、リビングスペースが拡がります。ここからはサッシと同じ高さで開口された壁によって囲まれた中庭が見えます。 天井の無いリビング 横長の開口部からは、廻りの森の緑が見える仕組み。 しかし、正面左には […]

ル・コルビジェ サヴォア邸(3)

エントランスに入ってスロープと共に目に留まるのが、この美しい廻り階段 彫刻的な階段で、ゆっくり上るスロープに対して縦方向を強く認識させる装置です。 コンクリートでなかなか難しい納まり 手摺が真直ぐ真ん中を通るのですが、か […]

ル・コルビジェ サヴォア邸(2)

丸いガラス壁にあるエントランスより中に入ります。 まず、中に入って見えるのが有機的な廻り階段とスロープ。 スロープは、直線的に我々を上へと導きます。 何といってもこのスロープほどワクワクさせる装置はないのでは無いでしょう […]