広瀬鎌二 上小沢邸

広瀬鎌二 上小沢邸を見る(2) コンパクトで機能的、かつ開放性にある時代を超えたモダニズムの建築

さて、内部へと進みます。 これが上小沢邸のプラン。共稼夫婦2人の家で主人はドイツ文学者、夫人がピアノの先生。できる限り手のかからない単純な生活様式が施主の依頼だったそうです。 玄関入って土間がまっすぐ伸びます。 まずは手 […]
広瀬鎌二上小沢邸

広瀬鎌二 上小沢邸を見る(1) ミース・ファンデル・ローエを彷彿させるミニマムデザインの建築

武蔵工大の先生でもあった建築家広瀬鎌二氏の設計した上小沢邸を見学しました。 竣工は1959年ですからもう60年経つわけですが、いまでも十分斬新な建物。そのチャレンジ精神とディテールの素晴らしさにはただただ 感動。 残念な […]
ル・コルビジェ

ル・コルビジェ 絵画から建築へーピュリズムの時代展(3) ガルシュの住宅(スタイン=ド・モンツィ邸)の模型

この模型の家は、1929年に完成したスタイン家とモルツィ夫人の為の家で、ル・コルビジェが求めた幾何学的形態、住むための機械としてに住宅、自然との相互関係の確立、太陽と緑を最大限採りいれるといった要素が組み込まれています。 […]
ル・コルビジェ

ル・コルビジェ 絵画から建築へーピュリズムの時代展(2) オザルファンのスタジオ付き住宅

西洋美術館で開催中のル・コルビジェ展を見てきました。 自然や事物を幾何学的に捉えたピュリズムの絵画。コルビジェ自身も多くの絵画を描き、そのなかから建築的要素を導き出して、建築としていきました。 その過程を多くのピュリズム […]
国立西洋美術館

ル・コルビジェ 絵画から建築へーピュリズムの時代 展を国立西洋美術館で見る。

東京上野の国立西洋美術館で開催中の展覧会「ル・コルビジェ 絵画から建築へーピュリズムの時代」展をみてきました。 国立西洋美術館はル・コルビジェの設計で、今までいろいろな絵画展で訪問していますが、今回は展示も含め、この建築 […]
マド・ビル

桜新町の大きなガラス開口のある打放しビル  マド・ビル アトリエワンの設計

桜新町にあるアトリエ・ワン設計のコンクリート打ち放しのオフィス、マド・ビル 傾斜がある2つの道路に鋭角に挟まれた土地に建ちます。 地面から這い上がるようなコンクリートの塊の中に、そのコンクリートと同じ面に大きなガラス開口 […]
桜新町デザインマンション

桜新町のデザインマンション

桜新町の白いデザインマンション。 白い壁の立面には様々な建築デザインが施され、設計者の優れた力量がわかります。 ベランダ、引っ込んだ壁、手すりのデザイン、開口部と一体になったリン酸亜鉛処理した鋼板パネル、同じくリン酸 […]
象設計集団

桜新町 桜色のマンション 象設計集団

桜新町は、漫画「さざえさん」の町として有名です。「さざえさん」の漫画家町田美術館もあり、桜新町にはこんな像もお迎えしています。 その像のある道をしばらく歩きますと、いろいろな建物に出会えます。 この桜色のマンションがその […]
ザ・テンダーハウス

白金台プラチナ通りのザ・テンダーハウス  石のような折り曲げたセメント板で構成されたファサード

白金台プラチナ通りを歩いていると、石が表層デザインされている建物に遭遇。 一見、石が削りだして、建物の表面に留めてあるのかと思ったのですが、ねじれもあり、かつ階高一杯に1枚のパネルになっているので、 なかなか本石では難し […]
フィリップ・スタルク

白金台プラチナ通りにしっかり残っているフィリップ・スタルク設計の銅版建築

白金台のプラチナ通りを歩いていると、緑色の外壁の建築が見えてきます。 彫刻のような外観デザイン。 この建物、インテリアデザイナーであるフィリップ・スタルクの設計したオフィスビル。 地下1階地上5階の鉄骨鉄筋コンクリートの […]
ゆかしの杜

旧国立公衆衛生院(3) ゆかしの杜 旧講堂

旧国立公衆衛生院「ゆかしの杜」の旧講堂です。 国立公衆衛生院は関東大震災後の災害復旧援助としてロックフェラー財団からの寄付により、公衆衛生専門家の育成、訓練機関の場として造られた施設です。 そのために大きな講堂も備えてい […]
ゆかしの杜

旧国立公衆衛生院(2) 「ゆかしの杜」 円形ドームのある中央階段

旧国立公衆衛生院の中へとはいります。 連続する石のアーチの正面が中央玄関 連続するアーチ。 こちらは石のアーチで囲まれたエントランスポーチ 中に入ると、中央に階段がドーンと迎え入れてくれます。 2層吹き抜けの階段室 天井 […]