旧唐津銀行(2) 吹き抜けを介して2階へと上がるケヤキの階段
旧唐津銀行の簡単な説明 旧唐津銀行の重厚な姿 そして内部へと入ります。 入ってすぐが、吹き抜けのあるロビー 長い吹き抜け空間の先に、階段が見えます。 左側が営業室 見返し 営業室内 営業室からロビー側を見ます。 見事な階 […]
旧唐津銀行(1) 辰野金吾監修、師弟田中実設計の師弟共作の建築
唐津の炭鉱業の繁栄を、その面影に残す、堂々たる外観の旧唐津銀行です。 唐津銀行から設計を依頼されたのは、日本の最初の建築家とされる辰野金吾でした。 辰野金吾は、唐津出身。当時東京駅の設計で、超多忙だった為、師弟の田中実に […]
唐津城 玄界灘や虹ノ松原を一望できる天守閣
お城と言えば、その地域をしきる城主が、街をおさめるため、戦争にも対抗できるために見晴らしの良い場所に建てるものですが、 この唐津城もしかり。 ここの天守閣から見える風景はまた見事です。 まずは、階段を登って、天守へと向か […]
唐津 洋々閣(10) 本館の改修
10日間にわたって投稿してきました唐津の老舗旅館洋々閣も今日で最後です。 なかなか一つの建物にこれだけの投稿はしませんが、それだけ魅力的な建築であったということです。 100年を超える老舗旅館を建てた大工さんも素晴らしい […]
唐津 洋々閣 水盤に浮くような「佐用姫の間」
廊下を歩いていますと、床の板が、一部斜めに貼り方を変えて施工されている場所があります。 この不思議な床の貼り方。 人を導くようなその床ラインの先には、小さな土間の入口があります。 廊下からその小さな入口越しには格子扉を挟 […]
唐津 洋々閣(8) 気持ち良い浴室と唐津焼の器が整然と並ぶギャラリー
洋々閣には2つのギャラリーがあり、それぞれ唐津焼の陶器が展示、販売されています。 こちらは、2つ目の大きなギャラリー 入口からギャラリーを見る。 部屋は四角いのですが、家具が斜めの天板のものが、入口すぐのところに置かれて […]
唐津 洋々閣(7) 唐津焼の器が並ぶギャラリー
洋々閣には、唐津焼の器を展示するギャラリーが2か所設けられています。 そのうちの一つ。 柿沼守利さんは、20年にわたってこの洋々閣を順番に改修されていますが、このギャラリーが一番最初に設計したところだそうです。 唐津焼の […]
唐津 洋々閣(6) リビングのようにくつろげるロビー
フロントからすぐのところに、ガラス格子の引き戸で仕切られた部屋があります。 力強い梁を表し、フレームに組んだ天井。 そして、そのフレームの外にはね出したような開口部と書棚。 ここは、ソファーが置かれ、書籍、そして火鉢も添 […]
唐津 洋々閣(5)樹齢100年を超える松の庭が見える対州のお部屋
泊まった部屋は、「対州」。 部屋からは、見事な庭が見えます。 手入れの行き届いた庭には、樹齢100年を超える松が植えられています。 洋々閣は大きな旅館 対面には、別の部屋が見えますが、こうして木造の立派な建物が見えるのは […]
唐津 洋々閣(4) 対州の間 豊かな前室
私が泊まりましたのは、2階の「対州」の間で、建築家柿沼守利さんの改修したお部屋の一つです。 部屋の構え 名前は、和紙に書かれていました。ちょっとした事ですが、素敵です。なかなか無い。 扉を開きます。 客間の前の前室がドー […]
唐津 洋々閣(3) 歴史を感じる廊下 次々と場が展開する飽きない廊下
フロントがある玄関ホールです。 このあたりは全面的に柿沼守利さんの設計で改修がなされています。 視線が気持ちよく、廊下そして中庭へと続いていきます。 フロントの受付カウンターのカウンタートップは皮貼り さりげないところに […]
唐津 洋々閣(2) かつて人力車が入った石畳の玄関ホール
外から3枚の木引き戸を開けて中に入ると、この石畳みの玄関ホールが迎えてくれます。 目の前に現れるホールに感嘆。 天井は高く、床は御影石の土間。靴のまま進むと、上がり框があります。 正面は、2段目の境界となるガラススリット […]