リビングから中庭を眺める 雪見障子の楽しみ方 漆の床

中庭をリビングから眺めるのですが、ここには雪見障子を入れました。 ソファーに座った時に、腰から下の部分の障子が上に動い、庭の地面のところが見えます。障子を開けたり閉めたり、雪見障子を上げ下げすることで、中庭のいろいろ […]

設計はスケッチから  リビングから中庭を見る

住宅の中でもっともくつろげる場所は、やはりリビングでしょう。そこにソファーを置く場合、そのソファーに腰かけて、どういう景色や建築空間に包まれた時に、あー気持ち良いなーと感じる場面というか空気感はどんなものか。その答え […]

玄関の脇に設けた和室 太鼓貼り障子は行灯のよう

和室は少なくなりましたが、不意の来客、来客の宿泊、着替えの部屋、子供達の遊び場にはとても重宝。ただ、普通の日は使う頻度が少ないので、できればその空間を見せて広く感じるようにしたい。そこでそういう和室は玄関の脇にしつらえ、 […]

玄関前には中庭を眺め、荷物も置けるベンチ

中庭を眺めながら右に廻ると、引き戸の玄関扉となります。 玄関の扉の前には荷物を一時的に置けるベンチを設置。 ここに座って中庭の水鉢の水音を聞くのも良い。 そんなちょっとしたゆとりの時間を感じられるスペースを設けることは […]

設計はスケッチから  中庭と玄関アプローチをつなぐ

門から玄関に入った時に目の前がパッと開けて外が現れる。そんな光景を想っていました。一昨年スリランカのジェフリーバワの建築を見学しに行ったとき、アプローチの巧みなデザインにかなり刺激を受けました。内部と外部が溶け […]

設計はスケッチから 中庭を廻る玄関アプローチ(1)

外部から内部へ入るアプローチは、その建物の肝と捉えて設計するのが僕のスタンス。気持ちを切り替える内部と外部の曖昧な空間がいかに楽しく、面白くそして精神的に重要かが、沢山の建築を体感しながら感じたことです。 そのアプロ […]

設計はイメージをスケッチすることから始める。鍾馗(しょうき)さんが載る玄関瓦庇

いつも新しいプロジェクトが始まる時、まずはイメージから始めます。 もちろんクライアントさんが要求することはほぼ100%満足できるプランにはしますが、そこになにを盛り込むか。敷地や機能の条件をどのように捉え、その解 […]

文部科学省(旧文部省)の煉瓦建築

虎の門の交差点にある旧文部省の煉瓦(スクラッチタイル)ビル。 後ろに控えるのが、建替えでできた高層ビル。前の建物は、昭和7年の築 道路のカーブに沿って建ちます。 やはりこの時代のスクラッチタイルの建物は、歴史を感じて良 […]

霞が関ビル 37階の男を想い出す

霞が関ビルに用事で行きました。霞が関ビルといえば想い出すのは「37階の男」昭和43年にテレビで放映されていた37階のペントハウスに住む探偵の物語です。 主演は中丸忠雄。カッコよく乗り回す車はマツダコスモスポーツ。というこ […]

河口湖の木工作家吉野崇裕氏の禅チェアーに座る

椅子というものは、その人の体系によって合う椅子、合わない椅子があります。名作と呼ばれる椅子でもその感覚はひとそれぞれ。仕事で座る椅子は、私の場合特に長時間なので、疲れない椅子でありしかも集中力が持続する椅子が必要なわけで […]

新宿南口バスターミナルバスタ 鉄道上に建ったオフィスとバスターミナルのビル

こういう建物を見ると何度も思いますが、日本の施工技術と管理技術は素晴らしい。日本でもトップの利用客を誇る新宿駅の上にこんな建物を造るんですからね。人や電車が絶え間なく動くその上で建設の仕事をする。今、渋谷駅でも再開発が真 […]

白洲次郎が最初に載ったクラッシックカーペイジ

白洲次郎という人は、本当に車好きだったそうです。晩年80際までポルシェ911を軽快に乗り回し、そのスタイルは英国仕込みでダンディー。その白洲次郎の最初の車が武相荘に展示されています。 その車を見ながらカフェでお茶を […]