オタニエミ工科大学(アアルト大学)講堂 白い壁、天井と光 アルヴァ・アアルトの世界

柔らかな壁や天井で囲まれた胎内にいるような世界。 そんな事さえ考える講堂の内部です。 曲線で構成させた空間は優しく、聴衆を包み込みます。段々になった天井には梁と梁の間にハイサイドライトが設けられていて、内部を明るく照らします。この時期は明るすぎるのか、ブラインドで光を調整していました。 そのハイサイドライトに合わせるように壁にもひだが設けられて、間接照明が壁を照らします。 構造と機能、意匠が一つになった美しい天井 引き出し式のデスクを組み込んだ椅子