鬼に訊け-宮大工西岡常一の遺言を見て感動

渋谷の映画館ユーロスペース他で上映中のドキュメンタリー宮大工西岡常一の遺言「鬼に訊け」を見ました。 法隆寺の宮大工から薬師寺の棟梁へ移り、西塔はじめ薬師寺伽藍の復興工事をおこなった宮大工のドキュメンタリーですが、木造建築物を1000年持たせるという信念を持ちながらの仕事の取り組み方には感動させられました。妥協という文字は、西岡さんには無く、常に自分の経験から生まれた信念を貫き通した方です。日本古来の木造建築美をこれほどまでに追い求め、それを実現させた人はなかなかいません。 立場は違いますが、いろいろな意味で、エネルギーをもらいました。私も建築に対する心の芯がぶれないようにしたいと思います。 西岡棟梁に感謝です。 お時間があれば皆様ご覧下さい。日本建築はすごくカッコいいです。