この壁は結界ではなく間の壁である安藤忠雄設計の福武ホール

壁といえば、ものとものを区切るもの。建物の重さをしっかりと地面に伝え、それに耐えうる強度を持つもの。 環境と環境を分ける一つの結界としての役割が多いのですが、この福武ホールの壁は結界ではなく、間であると安藤忠雄氏は設計コンセプトで述べられております。 確かに横から見ますと結界なのですが、100mの壁にはスリットが設けられ、緩やかに空間を繋いでいました。 でもこのスリットはコンクリートという素材に対して相当な長さで空けられています。 モダンで飾り気の全くないコンクリート打ち放しの壁と、煉瓦タイルの建築の対比は美しい。 東大にはまだまだ見たい建物が沢山ありました。