沖縄中城城跡(2) カーブを描く美しい琉球石灰岩の石積

一の郭(くるわ)から二の郭へ移る城壁に放たれたアーチの開口部。 アーチから見た二の郭部分 二の郭 アーチ開口部がある一の郭と二の郭を仕切る壁 崖に沿いながらカーブを持つ見事な城壁が設けられています。 二の郭から三の郭を見たところ   一の郭や二の郭の石の積み方(技法)は、布積み。豆腐積みとも言われます。直方体に切り出した石を積んでいます。 三の郭から二の郭の城壁をみたところ 裏門のある広場からみた三の郭の城壁 この城壁では石積み技法が最も進んだとされるあいかた積み(亀甲乱れ積み)が用いられています。 亀甲型の石をバラバラに積んだように見せる技法。 四角い石を下から順番に積むのは比較的やりやすいですが、亀甲型に乱れ積みを行うには、かなりの熟練の石工の腕と技術が要求されます。