東福寺方丈 八相の庭 西庭 幾何学模様に刈りこまれたサツキの庭

方丈を囲む廊下を廻りますと、次に見えてくるのは西庭 東福寺方丈西庭 サツキの刈りこみと砂地とを方形に区切り大きく市松模様にしたもので、 井田市松と呼ぶ。これは古代中国の田制「井田(せいでん)」からきたもの。 サツキの足元には蔓石(かずらいし)が方形に組まれ、よりはっきりと砂地とサツキを区分している。 東福寺方丈西庭 流れるような苔山と、幾何学的なサツキの切り込みの対比がお互いを引き立たせて美しい。 東福寺方丈西庭