暑さを和らげるつくばい

つくばいは、手水鉢が茶の湯に取り入れられ姿を変えて今に至るものですが、石を掘りこんだ中に、上から水がゆっくり注ぎ込み、静かな音を聞かせてくれます。梅雨真っ盛りですが、こうも気温が高くなってくると、せめて見た目にも涼しい装置がほしいもの。つくばいは、もってこいの装置です。 石に苔が生えて、その様子をじっと見ていても心が休まります。 大きな庇の下にできる日蔭も嬉しい。 やはり日本の太平洋側は、徒然草の夏を旨とすべしかな。 燕が、テント庇のコーナーに巣を作っていました。 夏!