代沢の家7 隠されたすだれ扉

この床の間の横が収納押入です。だれかお客様がみえて、泊まるような時には朝から光が射してくるので、落着いて寝れません。 そこで、1枚スダレ扉を入れてあります。 押入扉を床の間の部分に移動し、暗い部屋にします。 そして奥にはスダレ扉があることで、押入内が見えないという仕組み。 又、あまりに光が強い場合には、スダレ扉を床の間の方に動かして柔らかい光に変える。という効果も狙っています。このスダレ扉は、クライアントの提案。 建物を造るときにはクライアントと話し合い、互いに案を出し合ってより優れたものへと変えていきます。 床の間左が押入 スダレ扉を閉じたところ 押入扉をスライドさせて、暗い部屋を作りかつ押入内のものを見せないようにしています。