桶川の家3 外壁下地完成

外壁は、構造パネルとしてダイライト9mmを貼っています。構造合板ラワンベニヤと比べて構造耐力上は遜色ありませんし、通気性能があるので、内部結露しにくいという判断からです。今回の断熱はセルロースファイバーですので、通湿性能がないと内部に気密フィルムを貼らなければならないので、その意味もあります。 構造上はいつも筋交いによる耐力で壁量をクリアーしていますが、さらに面剛性を高め、耐震にする意味から構造パネルを貼ります。 パネルの上に透湿防水シートで、遮熱にも効果のあるタイベックシルバーを貼り、その上に通気胴縁を固定します。今回は仕上げ外壁がサイディングの縦貼りのため、胴縁は横胴縁となっていますが、通気を確保するため、穴の開いた通気胴縁となっています。 外部廻りのサッシも固定されました。 このサッシは色が外が黒、内が白のもので、枠があまり見えないもの。 ガラスはペアガラスでLO-E遮熱ガラス。1階廻りは防犯の意味から防犯フィルムを入れ込んだ防犯ガラスとなっています。 断熱は、セルロースファイバーの吹込みなので、断熱工事の前に配線工事やダクト工事を行います。