フランクゲーリー ウォルトディズニーコンサートホール3 次から次へと注ぎ込む光のシャワー

コンサート中でしたので、メインホールの中は見ることができませんでしたが、ホワイエをぐるりと速足で回ってきました。 複雑な形態の内部空間には光がシャワーのように降り注いできます。 壁が曲面のため、光がやさしく感じられます。 ウーン・・・結構感動しました。 小ホールスペース ディズニー未亡人の5000万ドルの寄付から始まったホールの建設は、国際コンペから始まり、景気後退・暴動・地震そしてゲーリー氏の2年の活動休止もあり1999年にようやく着工、2003年に完成という長い道のりを歩んだものです。 ホールの設計ではゲーリーのベルリンフィル型スタイルへのこだわりと音響設計を手掛けた日本人永田氏のストレートタイプスタイルとの間でも多くのぶつかりが生じ、最終的にはゲーリーの考え方を採り入れたものが完成しています。 しかし、この完成した建物に入りますと、設計者の執念と言いますか、熱い想いがどこかしこに見られ、とても気持ち良く、ながく居られるスペースになっていると感じました。