今帰仁村中央公民館(2) 風が抜ける会議室 風土に根差した建築

沖縄の風土に根差した建築。象設計集団が設計した今帰仁村中央公民館です。 大きな屋根の下には、いくつかの会議室、和室等室内諸室がありますが、その間にも半外部の会議室があり、 そこも有効に使われています。 こちらが、半外部空間の会議室スペース。 良いアイディアの誕生や、活発な意見が交わされそうな涼しい空間です。   こちらは、また別の用途に使える半外部空間。風が気持ちよく抜けていきます。 少し高くなった台。そしてステップ。貝が埋め込まれるなど、こだわりが見えます。 どこにいたときに気持ちが良いか?そんなことを敷地から読み取り形にする。 建築を造ることは、環境を造ること。その考えに見事に応えた建築だと言えます。 赤い柱が並ぶプロムナード的な通路。1年の半分以上が暖かい沖縄ならでは。 柱の間からのぞく中庭の緑も良いですよね。なんか広々としていて、空も広いし解放感があり、ゆとりが感じられます。 こちらは、和室 そして、内部の会議室