建築はどこにあるの?展
国立近代美術館で開催中の「建築はどこにあるの?」展に行ってきました。
7人の建築家のインスタレーションがあり、各人が歩きながら「建築って?」を考えます。
一番最初にあるのが、中村竜治氏の作品。
単純なトラスで形成された半透明な壁とでも言いますか。歩きながら見ますと、遠くに視線が通ったり、またクモの巣のようにレース状に見えたりと、固くもあり柔らかくもある感じがします。シンプルなものをいかに面白く見せて、そこに感動を呼ぶか・・といったところが建築?かなー。
隣は、中山英之氏の作品
結局建築っていうのはスケールと寸法なのでしょうか・・・
そのバランスを少し変えてやると、今までとは違った何かが生まれそうです。
次は鈴木了二氏の作品
なんとなく解りやすく、私の時代は学生時代からこんな空間にあこがれて、それを表現したいと思っていましたが・・・。静寂。水平・垂直。光。反射。水に映る影。浮遊感。
伊東豊雄氏の作品
いつも全く新しい空間を求めて設計活動を行っている建築家の提案空間。
未体験ゾーンに入る感じです。蟻か蜂はこんな感じの家に住んでいるのかも。じっと佇んでいるよりも、常に動いているという流動性を感じます。
もうしばらく開催してますので、ちょいと覗いてみてください。