ル・コルビジェ マルセイユ ユニテ・ダビタシオン(2) 公開済み: 2011年5月9日更新: 2018年3月28日作成者: 冨田秀雄建築アトリエカテゴリー: フランスの建築, ル・コルビジェ, 建築・設計について 屋上の換気口等は、非常に彫刻的です。住宅の住戸の部分が水平・垂直の厳格なグリッドで構成されているだけに塔屋の形態が目を引きます。 全体のボリュームが大きいので、この煙突もまた大きく迫力満点。 屋上からの景色は抜群。 で、このユニテ・ダビタシオンの最たる特徴である断面・平面は、このようになっています。 断面図の真ん中が共用廊下。左右にメゾネット住戸があり、一方は2階部分からアクセスし、もう一方は1階部分からアクセスします。 これだと、光は両側から得られるしプライバシーも保たれ、しかもダイナミックな吹抜け空間を持つことができます。 ファサードの写真で大きなバルコニー開口と小さなバルコニーが交互になっているのはこの断面からでてきたものです。 これが1950年の案ですから驚きです。 前の記事 ル・コルビジェ マルセイユ ユニテ・ダビタシオン(1) 次の記事 ル・コルビジェ マルセイユ ユニテ・ダビタシオン(3) 関連記事 ル・コルビジェ ラ・トゥーレット修道院(4) 修道僧が1人になって祈りを捧げる場です。 大きな聖堂から天井の低い暗い通路を抜けて出るとこの聖なる場に出ます。 ひとりひとりの祭壇があり、上から注がれる柔らかい光の中、神との対話がなされます。 天井に空けられた3つのトッ […] 公開済み: 2011年4月7日更新: 2018年3月30日作成者: 冨田秀雄建築アトリエカテゴリー: フランスの建築, ル・コルビジェ, 建築・設計について ル・コルビジェ サヴォア邸(1) ル・コルビジェが1929-1931年に建てた理想的住宅がこのサヴォア邸です。1950年から60年代にかけてのロンシャンやラ・トゥーレットの後期熟練期とは異なる理想へと燃えた時代の集大成とも言われます。 広い水平の敷地の草 […] 公開済み: 2011年5月16日更新: 2018年3月28日作成者: 冨田秀雄建築アトリエカテゴリー: フランスの建築, ル・コルビジェ, 建築・設計について ル・コルビジェ パリのアトリエ(1) コルビジェが長年過ごしたパリのアトリエです。まず外観。通りの建物に対して高さが統一され、各階の高さも廻りと合致してる為か、良く見ないと通りすぎてしまうほど、街に溶け込んでいました。よくよく見ていくと勿論そこは、並々ならぬ […] 公開済み: 2011年4月27日更新: 2018年3月30日作成者: 冨田秀雄建築アトリエカテゴリー: フランスの建築, ル・コルビジェ, 建築・設計について
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