佐倉市庁舎 メタポリズムの建築
正面外観佐倉市役所の市庁舎です。
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設計は黒川記章。メタポリズムの建築で1971年に竣工。
メタポリズムは、高度経済成長の時代に人口の増加に伴い、建築も臨機応変に増殖したり変化していくことで対応する「生命の原理」をもとにした建築計画
丹下健三、黒川記章、菊竹清訓らが中心となりいくつかの建築を実現しました。
構造設計は、松井源吾
両側の箱型の筒をエレベーターや階段室、水廻り、設備スペースをまとめた構造コアとし、その間にユニットをはめ込んでいったものです。
施工ではその両側のコアをスライディング工法で、片側のコアは7日、もう片方は4.5日で完成。
さらに地面で作ったボイドスラブによる中空床をリフトアップ工法により持ち上げ、垂直荷重を受け持つ鉄の柱に上階から順番に取り付けたという画期的工法を用いた建物でもあります。
箱型ユニットが外観の特徴でもあります。
鉄のコラムの柱脚部
両側のコア部分
そしてエントランス庇