大谷石の採掘場を今に伝える大谷資料館
大谷石は、日本で採れる石の代名詞的な石で、塀や、床石として使われてきました。
フランクロイドライトが帝国ホテルで大々的に用いた為、建築の装飾部としても見直され、今でも使われ続けている石です。
その採掘場が資料館として整備されており、20年ぶりに訪問しました。
かなり整備が進んでいて、照明も美しく、石で囲まれた大空間を体験できます。
これは、外
石を掘るために穴をあけ、光を採り入れ、深く掘り進む。
機械がない時代は全て人力ですから、その労働が気が遠くなるほど過酷だったろうと想像できます。
資料館に入りますと、外気温から20度近く冷えていて、寒い。
この大空間には、塊の美学があります。
全てが無垢。
偽りのない、同じ素材で囲まれた大空間は、重厚感があり、神殿のような神秘さされ漂わせています。
天井に赤えられた穴
人と石との闘いの跡が見られます。
こういう建築が好きですね。
構内は、かなり広く、床レベルも様々で、これぞ建築という感じ