横浜新市庁舎の内部空間 人を導きいれる
横浜新市庁舎の内部空間です。
どこからでもアプローチできる開かれた市庁舎だと感じました。
1階と2階に商業施設を入れたのが正解ですね。
市民を建物内部まで導く。このテーマは、槇さんの初期作品でもある代官山集合住宅の1期の時から変わらない重要なテーマ
大きなアトリウムはその中心となる部分でもあります。
村野さんの設計した旧市庁舎の市民ホールは壁で囲まれた落ち着いた内部空間となっていました。
これは村野さんがヨーロッパの市庁舎を参考にしたと思われますが、
槇さんデザインの新市庁舎はとにかく明るくオープンで外とつながる事を重要視しています。
大きなガラス面はサッシ方立部材を細くしてその存在感をできる限り減らし、そとの景色を思いっきり取り入れるデザイン
繊細なデザイン
ガラスの箱です。
こちらはエスカレーターホール
2階からアトリウムを見たところ。
いろいろなイベントに使われるそうです。
1階から2階へとあがるまた別の動線
赤い花崗岩がポイントです。
こちらは、3階のスペース
建物コーナーにある、自由に使える市民に開かれたスペース
この建物にはたくさんの椅子、ソファーがあちらこちらに置かれているのが良いです。
役所に用がある人は、3階の総合受付でカードをもらい、セキュリティーゲートを過ぎてからエレベーターで目的の部署に上がるという方法を取っています。