青森八戸のまちなか広場 マチニワ 中心街に現れた多目的空間だけをもつ建物
青森八戸市の中心街にガラスで覆われた建築があります。
何か面白そうと思って中に入りますと、なんとそこは大きなまちなか広場
よくぞ、これだけ何もない空間を街の中心部に作ったなあと驚きます。
鉄骨造のフレームに木の壁や、天井が設けられた公共空間
ステージやステージ階段、各所にテーブルや椅子が配されていて、市民が寛いでいます。
ここは、バスの待合にもなっているようです。
で、大きな空間に水色のオブジェ
これは、青森青年会議所が昭和40年代にまちの未来への展望を提唱した
「海の樹構想」をモチーフとして青森県出身のアートディレクター森本千絵さんが監修したもの。
上から水が流れてきてしずくが落ちて、水の音が響きます。
ステージ脇の階段で2階へ
2階からの見下ろし
2階のくつろぎスペース
なかなか贅沢なつくりです。
冬は、このオープンな部分も閉じられて、寒いなかで温まる場所を提供します。