山邑邸

旧山邑邸 ヨドコウ迎賓館(4) 座ると落ち着くスケール感 フランクロイドライト

フランクロイドライトの設計した住宅のリビングや応接室などメインとなる部屋は、やはりそこに置かれた家具に座ってみないとその良さが実感されません。 あくまでも座った目線から見える風景を良く考えて設計されているからです。 階 […]
山邑邸

旧山邑邸 ヨドコウ迎賓館(3) 家族室(書斎)と、立体的につながる婦人室 フランクロイドライト

敷地の傾斜を利用した山邑邸のステップフロアーが面白い。 和室の奥にある、家族室(書斎)と婦人室と呼ばれる和室は、窓を介してつながりますが、床のレベル差があるのでそこを上手く デザインに取り込んでいます。 こちらが書斎 […]
山邑邸

旧山邑邸 ヨドコウ迎賓館(2) 流動的な階段と光織りなす美しい模様の廊下

フランクロイドライトの建築の面白いところは、流動的な空間。 人が動くことで、次から次へと現れる場が、感動するように仕掛けられています。 その顕著な例がこの階段と廊下。 ライトの建築を歩くとき、いつもワクワクさせられる移 […]
山邑邸

旧山邑邸(ヨドコウ迎賓館) フランクロイドライト 高台に建つ神殿

芦屋川に沿って、急斜面の上に建つ旧山邑邸(ヨドコウ迎賓館)です。 川を挟んだ対岸からの外観は、まるで南米の神殿遺跡のようです。 帝国ホテル建設のために日本に滞在していたフランクロイドライトが、灘の酒造家山邑太左衛門より […]
帝国ホテルライト館

帝国ホテルライト館のCG

帝国ホテルで姪の結婚式に参列。 時間が少し早く着いたので、メモリアルコーナーにてライト館のビデオを見ました。 以前見たときは、食堂のCGはまだできてなかったと思います。 始めてみる映像に見入ってしまいました。 なるほど、 […]
土浦亀城自邸

土浦亀城自邸 白い都市型モダニズム建築の代表作

目黒と恵比寿の真ん中ぐらいに位置するモダニズムの建築家土浦亀城の自邸。 今まで見に行こうと思いながら、ここに到ってしまいました。 完成は1935年。日本における初めての都市型モダニズム住宅。 建築家土浦亀城は、フランクロ […]
自由学園明日館

照明器具もライト 自由学園明日館 婦人の友社からこぼれる光も暖かい

フランクロイドライト設計の自由学園明日館では、夜間に建築や絵画、音楽、落語、コーラス等いろいろなセミナーが行われています。 僕は日本建築史や、西洋建築史、ライトに関しての講義を受けましたが、どの講義も先生方の専門性が非常 […]
アントニンレーモンド軽井沢の家

アントニン・レーモンド 軽井沢の夏の家 スロープと逆三角形の屋根が織りなす流れのある空間

軽井沢のタリアセンにあるペンネ美術館。この水平に長い建物は、建築家アントニン・レーモンドの設計でレーモンド事務所が夏の事務所として使っていた夏の家を、ここに移築したものです。 アントニン・レーモンドはフランクロイドライト […]
イタリア大使館別荘副邸

中禅寺湖 イタリア大使館別荘副邸  自然を満喫する小住宅

中禅寺湖イタリア大使館別荘の本邸のすぐ近くに建設された副邸。 少し丘に登ったところに配置。 自然の中に溶け込む姿が美しい こちらは、玄関側。 暖炉の煙突とその廻りの自然石積みの壁が良いですね。 外壁は本邸と同じ杉皮。 綺 […]
杉皮で囲まれた階段

中禅寺湖 イタリア大使館別荘(3) 杉皮で囲まれた階段室

杉皮の壁と天井で囲まれた2階へ上がる階段部分です。 これだけ同じ材料で囲まれていると、通常はちょっと息が詰まる感じですが、 杉皮という天然の素材であることと、ひとつひとつのパーツが大きくないので、表情が豊かなことで、優し […]
杉皮の天井

中禅寺湖イタリア大使館別荘(2) 杉皮の天井・壁

アントニン・レーモンドが設計した中禅寺湖イタリア大使館別荘の目をひくのは開放的なプランだけではありません。 その内装に薄い杉の皮が用いられていること。 なかなか内装として考えつかない杉皮なんですが、その杉皮を様々な模様に […]
イタリア大使館別荘

日光中禅寺湖 イタリア大使館別荘  湖とつながる広い縁側

日光は、外国人の避暑地であったため、大使館も夏の間、ここに移って仕事をしたそうです。 今でも残るのが、このイタリア大使館別荘。 設計は、アントニン・レーモンド。 大きく開いた中禅寺湖に対して、建物を横方向に広くとり、湖に […]