世田谷の小さな美術館 村井正誠記念美術館

世田谷の等々力駅から歩いてすぐのところに、小さな美術館があります。抽象絵画の芸術家村井正誠の記念美術館。もともとあった木造のアトリエを解体して、その木造の材を適所に使うと共に、アトリエ自体は、そのままこの四角い箱の中に納 […]

銀座6丁目の新しいビル 夜のギンザ6の美しい外観

4月20日に銀座6丁目にオープンするギンザシックスの前を通りました。もと松坂屋のがあった街区を全て解体。新しい街を作り出しています。昔からあった小さな素敵なお店がなくなり、また再開発かと思っていてあまり期待はしてませんで […]

京都の街並みに溶け込んだ安藤忠雄氏設計の俄ビル 

京都の安藤建築もいろいろありますが、烏丸御池近くには1階にデザインハウスが入る俄ビルもよく考えられている建築です。 京都の旧市街地美観地区という厳しい規制の中で、いかにも京都らしい。廂が縦に連続しているビルを作り出し […]

安藤忠雄 表参道コレッツオーネ 入り組んだ光の空間

久しぶりに安藤建築を見に行きました。表参道の安藤さんの建築といえば今では表参道ヒルズですが、根津美術館近くの商業ビルであるコレッツオーネは、その形、複雑に入り組んだ通路、外部と内部の交じり合う場の創造、階段や、アールの […]

la kagu 神楽坂に続く広いウッドデッキと大階段

地下鉄東西線の矢来口を上がりますと、目の前に大きなデッキのある広場と階段そしてその奥に倉庫を利用したお洒落なショップが姿を現します。 坂になっている場所にデッキを張り巡らせ、階段で勾配を調整し、建物まで人を引きつけていく […]

那珂川町馬頭広重美術館 障子スクリーンの壁、地元産の石、開放的な庭

廊下は、障子のような柔らかい間仕切り壁です。床は地元からでる黒い石、勿論ルーバーの杉も地元産。地産地消の建築は、建築原理に則ったもので、廻りの環境にも優しいですし、無理なくその場所に座るというか納まります。 内部の広重の […]

那珂川町馬頭広重美術館 縦格子(ルーバー)が作り出す内部と外部が共存する空間

さて、エントランスから入って行きましょう。 大きく後ろの山の開かれた開口部 右が広重美術館 左はショップと喫茶 駐車場がわを振り返るとこんな感じで町の方が見えます。 90度折れ曲がって美術館の入り口へ。 振り返りますと、 […]

那珂川町馬頭広重美術館 地元産杉のルーバーで覆われた平屋の美術館

那須の那珂川町にある馬頭広重美術館に行きました。 建築家隈研吾氏のルーバー建築の代表作との言える建築。 屋根も外壁も木のルーバーで覆われているのは写真で知っていましたが、なるほど美術館自体はしっかりとした壁と鉄骨、ガラ […]

金沢市立玉川図書館 明るいルーバー天井と中庭を貫通するブリッジ

さて、内部の図書空間です。中庭側は大きなガラスの曲面開口。そして天井は蛍光灯の光を拡散させる明るいルーバー天井となっています。 天井は2層分で高く、丁度良いスケール感 こちらの棟は図書スペースのみで他の機能は無く、落ち着 […]

金沢市立玉川図書館 落ち着きのある中庭を持つ図書館

煉瓦と金属の外観をもつ図書館ですが、中庭が実にすばらしい。 中庭と言っても建物の一部で、大きな鉄骨の梁が煉瓦の建物とコールテン鋼板の建物を結び、その間に設けられた空間で、どちらの建物から見ても自然との連続性が感じられます […]

金沢市立玉川図書館 谷口吉郎、谷口吉生親子で携わった建築

谷口さんの建築は、学ぶところが多く、いつも感動させられますが、この金沢市玉川図書館も良かった。煉瓦造りの専売公社工場を改修して近世資料館とし、その隣にコールテン鋼のシンプルな外壁を持つ図書館があります。この建築は谷口親子 […]

谷口吉生 京都国立博物館 ブリッジでつながれた展望スペースから三十三間堂、明治古都館をのぞむ

さて、国宝をはじめ多くの貴重な展示を鑑賞したあと、この2階の展望スペースに行ってみます。吹抜けエントランスホールの上にかけられたブリッジを渡ります。 透明感のあるガラス手すり その先の開口部はガラスカーテンウォール […]