安藤忠雄 表参道コレッツオーネ 入り組んだ光の空間

久しぶりに安藤建築を見に行きました。表参道の安藤さんの建築といえば今では表参道ヒルズですが、根津美術館近くの商業ビルであるコレッツオーネは、その形、複雑に入り組んだ通路、外部と内部の交じり合う場の創造、階段や、アールの壁の形態操作など安藤さんの持ち味が十分に生かされた名建築です。 外部は、四角い外観に円形がはめ込まれたような形で、上部が住宅、下階が商業施設です。これも複雑な機能をさすがにうまくまとめ上げていますよね。 表参道側からのエントランス ここからアールの壁に沿って階段が昇り降りしてきます。 四角いマッスと円形の壁が織りなす空間で、四角と丸の隙間が上手く階段や吹抜け空間になっています。 隙間からは街路樹も綺麗に見えます。 光と影の静かで力強い空間 ドライエリアから見上げたダイナミックな吹抜け空間 しばらくぶりに見た勇気をもらえる力強い安藤建築でした