シンドラー自邸-4 庭を室内に取り込む開口部 日本の建築

有機的な大きな樹木に対峙する水平方向を強調した外観 大きな開口部は、外の景色を内側に取り込みます。横を強調したサッシデザイン コーナーの開口部も素敵でしょう。 こちらは、キッチン。しっかり梁の隙間から採光を確保し、とても […]

シンドラー自邸3 二つのパティオ(中庭)を持つ家

水平に伸びる梁と庇。その軽快感と、梁と壁の間のスリットからの採光、庭とひとつに繋がる開口部。それがこの建物の特徴ですが、2つのパティオ(中庭)を持ちさらにその先にガーデンが拡がることで、空間に奥行と開放感をもたらせて […]

シンドラー自邸-2 スリット開口を作り出すプレキャストの壁

スリットの入ったコンクリートの壁は、あらかじめ作ったパネルを現場に運んで、よっこらしょと持ち上げて作ったそうです。確かにこのスリットを作るのは当時でも大変な事だったのでしょう。 外にまわりますと壁の下の方が壁厚が厚くなっ […]

ルドルフシンドラーの自邸-1 長く続くエントランスアプローチ

続いてライトの元で働いていたルドルフシンドラーの自邸です。 入り口は見えません。長い緑の壁に沿って歩いていきますと細い木の庇が見えてきます。 このから本当にさりげない小さな入り口があります。 中にはいりますと、木の構造架 […]

フランクロイドライト バーンズドール邸3 担当はシンドラー

このバーンズドール邸の設計はライトですが、そのライトの元では多くの所員が働いており、この建物ではオーストリアの建築家シンドラーが担当したそうです。今回の視察でもシンドラーの自邸を訪れますが、シンドラーはライトも元で働き、 […]

フランクロイドライト バーンズドール邸2 宴会が催された美しい中庭

こちらが玄関。長いキャンチレバー(はね出した片持ち梁)の庇の下を直線的な廊下が玄関へと人を導きます。 天井は、2000mm程度でかなり低く抑えてあります。 こちらが外部から中庭方向を見たもの 池があり、ブリッジのマッスの […]

フランクロイドライト バーンズドール邸-1

まずは、ロサンゼルスにあるバーンズドール邸へ。1918年 美術愛好家である富豪バーンズドール夫人の社交場として建てられた邸宅。建築家はフランクロイドライト。夫人は広大な土地に好きなオリーブの木を植え、オリーブの森の上にこ […]

アメリカ西海岸建築視察に行ってきました。

しばらくお休みを頂戴し、アメリカ西海岸に建築視察に行ってきました。その間プログも休ませて頂きました。今日からまた再開します。あちらで見てきた様々な建築達の紹介と、その建物に対する私の意見、感想を書いていきたいと思います。 […]

桶川の家 階段は光を上から落とす重要な装置

階段の上部天井も構造表しとしました。 見せ場というか、どの建築にもここは!という箇所がいくつかありますが、この桶川の家の建築的な見せ場は、やはり玄関から階段そして2階の廊下へと続くこの箇所かなーと思います。 大きな吹抜け […]

桶川の家 出窓のあるダイニングルーム

出窓は、使い方によってかなり空間を広く感じさせることができる道具の一つです。 今回も、ダイニングのところに大きな出窓を設け、その出窓部分を椅子替わりにして食事を楽しものと考えました。 コーナーにある出窓なので、光は十分入 […]

桶川の家 和室は着替えのスペースにも利用

自宅に帰るとすぐにリラックスしたいもの。玄関入ってスーツやネクタイ、ズボンを脱ぎ捨て、パジャマや軽いウエア―に着替えたいですよね。で、この家も玄関入ってすぐに和室があり、ここで着替えてしまいます。和室の3方の壁は全て収納 […]

桶川の家 木の塀が迎えるエントランス

隣との境界のしつらえをどうするかは、いつも悩むところです。桶川の家では玄関が道路に面せず、通路を通り建物の中心あたりから入るプランにしました。外から帰って玄関に至る動線は長い方が良いと思いますが、お隣さんとの視線はやは […]