夜の東大寺南大門
天竺様式と言えば、奈良東大寺の南大門。 沢山の部材を用いて造ってきた昔からの構法を超えた、新しい構法で見事な大建築を造ったわけです。 そこは柱と柱をつなぐ貫による構法。 材料がシンプルでかつ合理的。耐震性にも優れています […]
奈良町宿(4) 三間取りの町屋 掘り込み書斎がある宿。坪庭とひとつになる空間
奈良町宿の一つ三間取りの町屋です。 ここは小さくコンパクトに納められていますが、庭に面したところに掘り込み式の書斎がしつらえてあって ここで読書、物書きができるという趣向 庭の造りが見事です。 左側は洗面とお風呂が飛び […]
奈良町宿(1) 美しい路地空間
奈良に軸足を付けて町屋の再生にも力を注いでいる建築藤岡龍介氏が、設計した宿「奈良町宿」 そちらに泊まりました。 まずは、外観 通りから直角に入る路地の両側に佇む奈良町宿です。平屋の建築 右手前は、近隣さんの住宅です。左手 […]
奈良町屋の改修(3) 奥の庭
土間を超えたさきにある奥の庭です。 引き戸を引き込むとこのように開放的 それにしても奥行がある贅沢な敷地。 これだけ奥行があると、本当に広く感じます。 右側にはお風呂、洗面、トイレの水廻りを配置。 造園も素晴らしい。 奥 […]
奈良町屋の改修(2) 高畑の家のダイナミックな土間空間
さて、通り土間にある吹抜け階段部分です。 正面が玄関。階段むこうにキッチン 高い吹抜け空間が気持ち良い ダイナミックな吹抜け空間 階段のシンプルなデザインが素晴らしい。 構造材も古く傷んだ部分は取り換えて上手く新旧をあわ […]
奈良町屋の改修(1) 藤岡龍介+藤岡建築研究所の高畑の家を見学
奈良の町屋を改修し、昔からの町屋を再生、今に活かす設計の取り組みをされている藤岡さんの紹介で、 いろいろな町屋を見学しました。 古都奈良においても年々町屋が解体され、新しい新建材の建物に変わっていますが、町屋の持つ魅力を […]
力強い奈良格子
奈良も京都におとらず文化都市なんですが、まだまだ京都に比べて観光客が少なく、歩いていても古の趣があり、楽しい。 最近多くが取り壊されている町屋もまだ随所に残りますが、そのファサードの特徴でもある格子が違うのです。 奈良格 […]
富田林の家(2) 美しい日本的な中庭 呉本俊松氏のギャラリー
ギャライー棟と住宅棟の間は、中庭になっています。 ここからの光がまた美しい。 サッシはフルオープンで解放感抜群 上下の窓には障子も入ります。 手前に横たわるオブジェは呉本俊松氏のデザイン 階段もこの開口部に沿いながら登っ […]
富田林の家 藤岡龍介氏設計の古民家部材を用いた家
古民家再生や、古材を用いたダイナミックな建築設計をしている奈良の建築家藤岡龍介氏の設計した富田林の家を見学しました。 施主は芸術家の呉本俊松氏。 呉本さんが、古民家の古材を用いた家の設計を藤岡さんに依頼して完成したのがこ […]
アマン京都(3) 庭を見ながらデッキでも寛げるレストラン棟
アマン京都のレストラン棟 上の小路から見たもの 大きな外部デッキではアウトドア用のソファーも配置 たき火を囲みながら、寛げるスペースになっています。 内部はこのような感じ。 センター暖炉を中心としたレイアウト。 あきま […]
アマン京都(2) 森の中に点在するゲストハウス ケリー・ヒルの建築
オーストラリアの建築家ケニー・ヒルが設計したアマン京都の宿泊棟。 32ヘクタールの広大な土地が持つ美しい景色を壊すことなく、静かに佇む宿泊棟は、 切妻の屋根と黒い縦のルーバーのシンプルな外観です。 この土地のポテンシャ […]
アマン京都(1) 石畳の庭が訪問者を癒す
この11月にオープンしたアマン京都。 このホテルが計画されオープンするまで、10年以上の歳月がたちました。 もともとの敷地は京都西陣織を扱う織物屋さんの所有で、織物の美術館を造るべく 40年近い歳月をかけてこの森の庭を育 […]