材料(1)琉球石灰岩2

沖縄では普通に使われる琉球石灰岩をファイヤースペースの床に磨いて使いました。火には弱いので、まきを燃やす部分は、レンガ下地の大谷石です。緑の大谷石と、白い琉球石灰岩の組み合わせも美しいです。 火を見ているだけで癒されるのは、我々先祖のDNAからでしょうか。

この投稿へのコメント

  1. Hiromichi said on 2009年3月19日 at 9:29 AM

    こんにちは!
    土曜は行けなくて本当にすみません(深々)。近々ぜひ建築に
    ついて語り合いたいと思っています。
    「森の別荘」は素晴しい作品ですね^^周囲の環境としての
    森=アウター・フォレスト、と内部空間の構成=インナー・
    フォレスト、との絶妙なハーモニーが感じられます。
    力強い構造体はまさに人工の樹木、琉球石灰岩という
    柔らかい素材が織りなす表情、そして暖炉という人が
    集まる癒しのエレメントなどなど、空間のゆたかさ
    優しさを感じます。ピーター・ズントー作品にも合い
    通じるアトモスフィアと建築オーダーを有した作品
    ですね^^

  2. ひげのひでちゃん said on 2009年3月19日 at 11:58 PM

    コメントありがとうございます。「森の別荘」は、基本設計から完成まで2年強の歳月をかけた建物ですが、ひとつひとつ意味を吟味し、職人さんの最大限の力をだしてもらって完成しました。写真で見るよりも実際は、非常に落ち着く内部空間です。高原の景色や光が美しく、飽きのこないシーンがあちこちに散りばめてあります。昼も夜も楽しめ、本当にリラックスできます。今の建築は経済優先のスピード重視ですが、今回この「森の別荘」を経験すると、いかにギリギリまで建築と向き合え時間を取れるかが、その建物の良し悪しを決めるということを改めて感じました。