マーク・ロスコ展

千葉佐倉の川村記念美術館で開催中のマーク・ロスコ展を見てきました。 シーグラム壁画が、ロンドンテートギャラリー、ワシントンナショナルギャラリーから集められ、川村記念美術館所蔵のものと合わせて展示されており、まさしくロスコが望んだ「自分の絵画空間」が実現されています。自分の描いた絵画のみで構成される部屋をロスコは、強く求めていました。確かに、ロスコに描かれた絵は、他の作家のものとは違い、ロスコの絵のみを集める事で、静かな不思議な空間を創り出していました。 赤・赤茶・オレンジ・黒で構成された抽象画は、見ていて飽きません。心の非常に奥深いところに訴えてくるものがありました。 環境のすばらしい川村記念美術館で、静なる絵を見れてハッピーなひと時でした。雨も又良かったです。