自由学園初等部
オープンアーキテクチュアー2009の自由学園見学に参加しました。
東久留米の学園町にある自由学園は、池袋から移転してきたもので、フランクロイドライトの弟子遠藤新の設計した建築郡で多くが成り立っています。東京とは思えない深い緑の森に点在する建築は、高さが抑えられ住宅のスケールです。子供達の建物という理由かもしれませんが、とても落着いた佇まいでした。
正面が初等部食堂、左右は昔教室でしたが、今は教師室と集会室です
庭を挟んで食堂の反対側にある第一校舎
芝生広場を囲むように建物が配置されています。
部屋と外の庭が一体化するように開口部が大きく取られ、すぐに外に飛び出せます
食堂内部から第一校舎と中庭を望む
初等部、女子部、男子部、最高学年部とありますが、敷地内に強い軸線は無く、それぞれの部が森の中に点在し、視界が開けるとそこに建築郡があるという有機的な繋がりを持っています。