京阪電鉄中ノ島線
大阪の京阪電鉄中ノ島線の中ノ島、渡辺橋、大江橋の内壁に、不燃木材が使われているというので見てきました。それぞれ共通のデザインコンセプトで素材を変えながら駅のホームの壁に木を使っています。
大江橋駅は、石と木のストライプ
渡辺橋駅は、ステンレス板と木のストライプ
中ノ島駅は、全て木の壁
公共の空間しかも地下鉄というどちらかと言えば、コンクリートと固いイメージの仕上げ材しか頭に無かったのですが、ここに木を使うことで随分雰囲気が和らぐと思います。
ただ、残念ながら中ノ島駅は、終点のためプラットフォームには電車が停まっている時間が長く、余り木の壁を認識できません。
それと、木の壁は、プラットフォームから見た内壁だけなので、もう少しホーム自体にも木がはみ出してきてほしいし、木でできた駅という感じにまで頑張ってほしかった。
東急の横浜中華街駅のようなドーム状の拡がりがほしいところ。そこが木でできていたら建築としてもっとアピールできたと思うのです。