細い急斜面の坂を登っていくと、少し開けた平地があり、そこに展開されるアートです。作者は
アンティエ・グメルス。沢山の
目と、木に嵌め込まれた鏡、天上に張り巡らせた金銀の紙チップ。風と太陽できらめき、不思議な世界へと導かれます。歩き回るのも良し、じっと佇んで空を見上げるのも良し。
作者と、協力した村の人達に喝采。
大地の芸術祭では、日常空間にアートが入り、非日常に変わることで、今一度今の風景を見直すような気持ちにさせてくれました。
ありきたりをちょいとしたアイデアで、劇的に変化させる。そんな力がアートには潜んでいます。