あけましておめでとう2010
2010年がスタートしました。
おめでとうございます。
今年は、年始からスタートダッシュで行きます。
ひとつひとつの建築を楽しくそして感動を与えられるものにしていきます。
流行に流されず、時を越えて人々に心地良い空間を提供できる場を創出します。
ということで、不景気なご時勢ですが、ワクワクしながら前向きに進んでまいります。
そういう事を考えながら有楽町を歩いていましたら、いつもは気が付かない建築というか通り過ぎていた構造物に目がいきました。
上は、JRの線路で、山手線、東海道線、京浜東北線がすさまじい轟音で走っています。その下は、有楽コンコースというドーム天井のパッサージュですが、そこにはいくつかの飲み屋さん、壁には昭和映画のポスターと所狭しと並んでいます。外壁は、銀色の金属板と木の取り合わせ。飲み屋さんは沢山の人で賑わっています。
廻りのビルは、どれもこれも洗練された綺麗なビルですが、ここはどっこいローテクのアナログ的表現で何だかすごいエネルギーを感じました。美しいかどうかは別にして、絶え間無く動く鉄道と交差し、それをしっかり支える底力を感じます。時の流れ行く速さに翻弄されず、大地にしっかり根をはって今年も歩いてまいります。